旧軽井沢ホテル音羽の森の披露宴会場コッツウォルズハウスの評価
旧軽井沢ホテル音羽の森には、新しく2011年にオープンした披露宴会場コッツウォルズハウスがあります。
こちらは本館とは別の敷地に建っていて、本館と道路一本挟んだ斜め向かいに建っています。
コンセプトは、「2人の邸宅にゲストをお迎えするホームウェディング」だそうで、
・新郎新婦の邸宅風
・ゲストとそのまま宿泊できる
・一日一組限定
という、ブレストンコートと有明邸の話題なポイントを足したような感じになってます。
外観は水色で、シルバニアファミリーみたいです。しかし、なんで水色なんでしょう?英国のコッツォルズ地方の邸宅をイメージして建てられたそうなのですが、
いや、コッツォルズ地方の街並みと全然違うじゃんっ!
外観は、ちょっと若い子向けな感じですね。
内装は、入ったロビーは本館と似ているテイストで、ブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気です。披露宴会場は、天井が高くて大きい窓があって、明るい雰囲気でとーっても素敵です。
コッツウォルズハウスの2階には、33名分の宿泊施設が付いていて、クイーンベッドがある一番大きい部屋が当日のブライズルームにもなります。
コッツウォルズハウスで披露宴を挙げる場合、この宿泊施設が強制的に付いてくるんです。
これがちょっと曲者でして、、、
(写真はイメージです)
まず、宿泊施設が付いてくるので、貸し切り料がとっても高くなるのです。その貸し切り料は、なんと60万円以上です。
宿泊施設が利用できるのは、挙式当日のみで、前泊はできません。
会場はとにかく素敵なんだけれど、
人数も宿泊日数も決められている宿泊施設の使い道がなんとも難しくて。。。
結婚式の前日に別のホテルに宿泊して、当日の準備のときに荷物を持って親族みんなで移動、、、なんて面倒くさいし。
そして、挙式できる時間が1つしかなくて決められているんです。(確か、午後2時からだったと思います。)
一日一組限定なのに、なぜ!?と思いますよね。
おそらく宿泊施設が付いているためと思われます。お部屋のセッティングをするのに、通常のホテルのチェックイン時間くらいまで時間がかかってしまうのだと思います。
こ、これはもしかして、、、ちょっと商品設計失敗なのでは!?
あんなに立派で評判のいいホテルがあるのに、コッツウォルズハウスに宿泊施設を作る必然性があったのかなあ?
「新郎新婦の邸宅風別館」「一日一組限定」だけでも十分だったのに。。。
ブレストンコートの宿泊できる披露宴会場は、希望すれば追加料金で利用できるというものでした。
コッツウォルズハウスも選択制にしてくれればいいのですが、きっと投資回収の問題もあり今はできないのでしょう。
コッツウォルズハウスは素敵なのだけれど、宿泊施設のニーズにマッチする人が少ないのでは?という印象です。